肩コリ
腰痛とおなじく体の歪みからくる症状の代表といえるのが”肩こり”です。腰痛に比べると慢性化していることが多く、
凝った状態に慣れて当たり前の症状としてあきらめている方も多いようです。
肩こりで問題になる箇所は胸椎１番前後が一般的です。その他頚椎１番などの上部頸椎、骨盤の傾きなども原因になります。肩から離れたところにある上部頚椎・骨盤ですがとても重要な部分です。いくら肩周辺を矯正してもとれない肩こりが頚椎１番を軽く刺激するだけでウソのように改善するケースが多くあります。
症例 １
〈あすみが丘、40代、男性〉
２０年来の肩こりで、常に両肩に重りが載っているような状態。たびたび酷い寝違えを繰り返し、その時は首から背中にかけて激痛があり布団から起き上がれないほど。
レントゲン画像をみると胸椎１～３番（T1,T2,T3）が左に湾曲し頚椎６番(C6)が右下に傾いています。
－施術－
頚椎６番、胸椎２番は少し押圧すると痛みがあります。肩こりに関しては主に胸椎２番、寝違いについては頚椎６番も影響しているようです。矯正もこの２つを中心に行います。
１回目の矯正で翌朝から肩こりは無くなりましたが５日するとまたコリが戻り始めました。矯正を２回３回と繰り返し４回目の矯正で２週間以上コリの無い状態になりました。矯正を始めてから激しい寝違えは起こっていません。